精神看護出版さんの精神科看護6月号9P~13までに精神科における拘縮ケアを掲載していただきました。入院しているのになぜ拘縮?とまっとうな疑問を持たれる医療者の方も多くいらっしゃると思います。精神科に限らず歴史を引きずってしまっている部分がいまだに残ってしまっています。閉鎖的環境、薬剤の副反応、希望の無い生活などによって活動が落ちるとともに高齢化による可動性の低下が慢性期の病棟では起こっていると思います。しかし在院期間も短くなり、薬剤も副反応が少なくなっている今だからこそ、過去から引きずっているものを直視し、看護による拘縮予防=社会生活適応支援絵と進んでいってもらいたいと思います。我々在宅での援助者は、障害があっても健康管理をしながら社会での生活を支援していきたいと考えています。
月刊精神科看護2025年6月号に掲載されました。
